グミ・チョコレート・パイン パイン編
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人気ランキング : 4,587位
定価 : ¥ 1,575
販売元 : 角川書店
発売日 : 2003-11 |
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絶対オススメ!! |
もうグミ編もチョコレート編も、内容忘れてました。ただ、めちゃくちゃ面白かったなぁということぐらいしか。でも、パイン編を読み始めてそのキャラクターの性格っていうか、すぐに蘇ってきたという感じ(細かい内容は忘れたままだけど)。
やっぱり登場人物の個性が最高にいいですね。こんな人間いるか〜? と思う反面、いや必ずいるに違いない、と思えるような、すごいリアリティがあって…。でも女性たちに対する描写がね…。特に最後のエピローグの山口美甘子ときたら、オエッてきて悲しくなった、そこまで書かなくてもいいんじゃない(笑)。
賢三が、自分の道を見つけたのも良かった(見つけなかったらどうなってしまったんだろう、この物語は)。人間一生懸命生きていれば、必ず、目標・生きがいは得られるということかな? そう信じたい。
それにしても、感動した!! 多少屈折した中にも根底に流れる「人間愛」「友情」。いろんな人に勧めたい。「青春」ってけっこうツライ時でもあるんだよね。
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オワチャッタ・・ |
「チョコ編」から、かなり時間がたってることもあってか、「ああ、ついに完結!」という気持ちと「ああ、おわちゃった・・・」という気持ちが半分ずつです。
まず、あの天使のようだったミカコが小悪魔のようになってしまってショック。
でも、彼女は夢を叶えられたから良かったのでしょうね。
ケンゾウは・・・彼は、本当にオーケンの分身というかんじで、同時に
こんなに赤裸々に書いてしまっていいのだろうか、と思ってしまいます。
ちなみに・・・私も家族に「スケベ妄想ノート」見つかったことあるよ。
恥ずかしすぎ。
この、青春時代独特の、「自分は人とは違う」みたいな気持ちを
何故こんなに上手くかいてしまうんでしょう!
そして、この閉塞感・そこから出たかんじとか。
別に、人と自分なんてそんなに違わないし、全く別物でもある。
よその宇宙みたいに。
この「パイン編」では、ズンズンと話が進んでいき、ケンゾウも
自分の居場所・自分の出来ることを見つけて、ハッピーエンドだと
思います。
ミカコのことは、少し悲しいけどね。
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おもしろ小説 |
グミ・チョコレート・パイン完結編にふさわしい、濃い内容の本であった。大槻氏の人生哲学が登場人物を介して随所にちりばめられていて、私どもの、まだ比較的若い読者にはググッと胸に来る箇所がいくつもあるだろう。
一方で、恋はこんなにも切なくこんなにも残酷なものなのか、と遠い昔を思い出させてくれる青春おもしろ小説でもある。
最近、楽な恋にあぐらをかいてしまっている20代後半、あるいは30代前半の男女には、苦しくも切ない恋愛に立ち戻る、お薬的効果も期待できるだろう。
ぜひ、グミ編から読んでみてほしい。
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グミ編は素晴らしかった。けど… |
大槻ケンヂ自伝的大河小説三部作、堂々の完結編。やすみやすみ書いてたとはいえ、第一作グミ編からの執筆期間はトータルなんと11年以上! 11年って簡単に言うけど、11年っつったら11年ですよ(?)このパイン編は2003年末に発売されたので、80年代ネタに解説が必要になってたのには笑った。
さらに、11年もかかれば方向性が変わるのもしょうがない話で、最初は自伝的小説だったのが完全にフィクションになっちゃった。
グミ編はマンガチックな読みやすさと小説らしいリアルで深い部分がうまいことミックスされてて、主人公と同世代のおちこぼれ青年たちを救う力があったし、大人が読んでも笑える内容だったんだけど、パイン編は完全にマンガ。いやマンガは嫌いじゃないんだけど、どっちかというとダメなマンガ。
読み終えた直後は、泥まみれでボロクソになりながらも完走したランナーみたいな達成感があったけど、それも時間がたてばすぐ冷めちゃう程度かなあ……。
作者の分身だと思ってた(てか、当初は作者の分身だった)主人公の賢三が、最後の最後で音楽以外の道を歩み始めたのにも正直ズッこけた。あそこまで頑張ってたのに。
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青春文学最高傑作 |
もはやサリンジャーの「ライ麦畑」に比肩しうる、21世紀を代表するであろう青春文学の傑作だ。
グミ編、チョコ編では文章の拙劣さも多少見られたが、パイン編では著者の文章表現自体が大きく成長している。
ストーリーも入魂の出来だ。登場人物ひとりひとりが生き生きと描かれ、作家がストーリーを決めてそれに沿って登場人物が動くのではなく、登場人物たちが自発的に意思を持って物語を引っ張っていくかのような、作中の言葉で言うなら「憑依型の天才」的な力強さがある。
語られる人生訓もグミチョコ従来の大槻節を踏襲しつつもさらに踏み込んだものになっている。
本を読むのもいい、映画を観るのもいい、でももっと大切なことがある。
本を読み尽くし、映画を観尽くし、音楽を聴き尽くしてきた著者だからこそ説得力を有す人生訓。
読み終えたら本をその場にかなぐり捨てて、意味もなく叫びながら走り出したくなるような、そんなアッパー系の一冊だ。